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【FTM】ホルモン注射のリアル|始め方・効果・副作用・費用

FTMの色々

こんにちは、れーたです。

ホルモン治療って、なにから始めたらいいの?

そんな疑問を持ってる人、めちゃくちゃ多いと思います。

僕も当時はミクシーで情報を集めていて、まだまだ情報が少ない時代で正直不安しかなかったです。

この記事では、ホルモン治療の始め方・注射の流れ・体の変化・注意点・費用までを、僕の体験も交えて全部まとめていきます!


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FTMのホルモン治療ってなに?

ざっくり言うと、男性ホルモン(テストステロン)を体に入れて、身体の性質を“男性寄り”に変えていく治療のこと。

具体的には、こんな変化が起きます

  • 声が低くなる
  • 髭が生える
  • 筋肉がつきやすくなる
  • 月経が止まる

※体の変化には個人差があるけど、1〜2ヶ月で「あれ?」って実感することも多いと思います。


ホルモン治療の始め方【4ステップ】

ステップ1:精神科で診断書をゲット

まず必要なのは「性別違和」または「性同一性障害」の診断書。
1回で出してもらえる病院もあれば、何回か通院が必要な場合もあります。

ステップ2:FTM対応の病院を探す

診断書をもって、ホルモン注射をしてくれる病院(ジェンダークリニックなど)を探してみてください。
「FTM ホルモン治療 ○○市」って検索すると口コミとか出てきます。

ステップ3:血液検査で体チェック

治療前に血液検査・肝機能・血圧などを確認。
大体その病院でやってくれると思います。

ステップ4:医師のOKで注射スタート!

問題なければ、いよいよホルモン注射開始(テストステロン筋肉注射)!

※注射は2~4週間に1回ペースが一般的ですが、僕の場合、3週間で250ml打ってます。


FTMホルモン治療のメリット

  • パスしやすくなることで生活が楽に
    トイレ・職場・公共の場での居心地が改善される。
  • 声が低くなる(声変わり)
    自然に低い声になり、外見とのギャップが減ることで安心感が得られる。
  • 体毛が濃くなる
    髭・すね毛・腕毛などが濃くなり、男性らしい見た目に近づく。
  • 筋肉がつきやすくなる
    筋肉量が増えやすくなり、体つきががっしりとしてくる。
  • 脂肪のつき方が変わる
    女性的な丸みのある脂肪(胸・お尻・太もも周り)が減り、上半身中心の体型に。
  • 月経が止まる
    月経の精神的ストレスや不快感から解放される(多くのFTMにとって大きな安心感)。
  • 性自認と身体の一致感(性別違和の軽減)
    外見と心の性が一致してきて、精神的に安定しやすくなる。
  • 社会的な「見た目の性別」が変化する
    他人から「男性」として認識されやすくなり、生活上のストレスが減る。
  • 自信が持てるようになる
    鏡を見るのが辛くなくなった、写真に写れるようになったという声も多い。
  • 性欲や活力の増加
    エネルギーが湧き、行動的・積極的になる傾向がある。

ホルモン治療で起きる体の変化【デメリット】

  • ニキビ・脂性肌の悪化
    思春期のようなニキビが増えやすく、皮脂が多くなることがあります。
  • 脱毛(男性型脱毛症)
    頭頂部や生え際の薄毛が進行する可能性があります(遺伝的な影響も大きいです)。
  • 声変わりによる喉の違和感や声の不安定さ
    声は低くなりますが、一時的に声がかすれたり、不安定になることがあります。
  • 月経停止後の不正出血や腹痛
    初期段階ではホルモンバランスが安定しないため、不正出血がある場合もあります。
  • 感情の変化(怒りっぽくなる、感情が鈍くなる)
    感情の起伏や共感性に変化を感じる人もいます。
  • 性欲の急激な変化(増加または不安定)
    性的衝動が急激に増えることがあり、コントロールに戸惑うこともあります。
  • 体臭・汗の変化
    体臭が強くなる、汗の量が増えるなどの変化が見られることがあります。
  • 生理的変化への戸惑い
    下腹部の痛みや内性器に関する違和感が出ることがあります。
  • 肝臓・コレステロール・赤血球などへの影響(要定期検査)
    長期的には健康リスクが伴うため、定期的な血液検査が必須です。
  • 費用負担が大きい
    継続的に通院・注射が必要なため、金銭的な負担が長期にわたります。

注意点と副作用

定期的な血液検査は必須

テストステロンを続けると、血液がドロドロ(多血症)になるリスクがあります。
年に1〜2回は血液検査を受けて、医師と相談しながら続けましょう!

メンタルの波

人によっては、イライラしやすくなったり、落ち込むことも。
やばいと思ったら、医師に相談して下さい。

※僕の場合はメンタルにあまり変化はなかったです。


ホルモン治療にかかる費用

  • 診断書:5,000〜10,000円
  • 初診+検査:10,000〜15,000円
  • 注射(1回):2,000〜3,500円(保険適用外)

※地域によって費用は変動するので、事前に確認しておくのがおすすめです。


最後に

偉そうに語ってきましたが、実は僕は診断書をもらわずにホルモン注射を始めました。

それは僕の性格的なもので、「自分のことを他人(医師)に決められるのはおかしくね?」というところから勝手に始めたんです。
でも、できるならきちんと診断書をもらってからの方がいいと思います。

不安要素は確実に取り除いてから行動をして下さい。
将来「やらなければよかった…」と思わないために。

きっとこのブログを読んでいるということは、とても悩まれている方も多いと思います。
だからこそ、もっともっと悩んで悩み尽くして下さい!
僕もひとしきり悩んだ経験があるからこそです。

今の時代、いろんな情報が容易く手に入れれるようになり、いろんなことをやるにもハードルが下がってきたように感じます。
それが悪いとは言いませんが、後の後悔もしやすくなってしまっているんではないかと思っています。
だから後悔しないために、辛いかもしれませんが、今はとにかく自分と向き合って下さい

もちろん、僕は後悔はなく、むしろやってよかったと思っています!!

この記事が、これからホルモン治療を考えている人の参考になれば嬉しいです😊
ではまた!

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